優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2022年03月


キジは人家の近くに棲んでいます。今は繁殖期でよく鳴き声が聞こえます。あれも囀りといっていいのかどうか。ケーンケーンと鳴くと言われていますが、そういう金属的な音ではなくブォンブォンと低く響きます。明け方から午前8時ごろまでが最もよく鳴います。
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終い彼岸
今日で彼岸は明けます。今年の彼岸は雨が多く昨日も夕方から雨になり、夜はしっかり降っていました。明け方には雨上がりのもやが一面に出ていました。それが今は晴れつつあり、ウグイスの囀りも聞こえてきています。
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春の昼
レシピを検索しそれを参考にすることがよくあります。千切りにんじんをじっくり弱火で炒めれば甘味が出てとても美味しいとあったので、やってみました。確かにフライパンに蓋をして弱火で数分待つと、びっくりするほど甘くなりました。これだけでいくらでも食べられそうです。
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お彼岸
今朝はまた雨になっています。このお彼岸は雨が多いです。すっきり晴れた日が一日もありません。春の長雨といえるここ数日の空模様です。東京ではソメイヨシノが開花したとのこと。ただ、また冬の寒さがぶり返すとの予報です。安定して暖かくなるのはお花見シーズンの後でしょうか。
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春分
春分です。世界各地にある古代の巨石遺跡では一年のうち春分、秋分、夏至、冬至の太陽光が遺跡の特別な点に当たるように作られているものが多いです。これらの遺跡が暦の役割を果たしていたことは確実です。

暦は時間を区切るのに不可欠で文明と切り離せません。この四つの点を知れば一年の流れを確実に把握できます。農業にも重要です。春分を過ぎると暖かさが本格的になってきます。
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初つばめ
昨日、空を見上げていると見慣れた影が視界を横切りました。ツバメです。燕尾服の名の由来となった細く長いシルエットは見間違いようがありません。今年もやってきたんだと感慨深いです。

間もなく桜も咲き始めます。川向うの稜線にいつも真っ先に花を咲かせるヤマザクラがあります。このあたりはヤマザクラが多く順々に花が咲いていくさまは見ごたえがあります。開花を間近にして木々の枝先で蕾が膨らみ稜線が柔らかな色を帯びてきています。
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春陽
豆苗はエンドウの若菜です。β-カロテン、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンC、葉酸などを豊富に含みます。根がついたままのパッケージで売られており、その苗をカットして使った後、水を入れた容器にそのまま入れておくと10日ほどで芽が伸びてきます。

伸びてきた芽は光の差してくる方向を敏感に感じ取り、それに応じて向きを変えます。外光のような強い光だけでなく、室内の電球程度の灯りでも反応します。ケースの向きを変えるとちゃんとそれに反応し、生きているんだなあと妙に感心します。そろそろ再収穫です。
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入り彼岸
今日からお彼岸です。先週の金曜日の卒業式にいただいた花束の中にあった、大輪の百合の蕾が昨日開きました。部屋に入ると百合の香りがします。豪華な花束で花の持ちもよく長く楽しませてもらっています。
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さえずり
三月も半ばを過ぎ、ウグイス、イソヒヨドリ、キジなどのさえずりが盛んに聞こえるようになってきました。

自動車保険の切り替えでドライブレコーダーのレンタルプランに入りました。先日からこれを使っています。運転が終わると毎回急ブレーキが何回、急ハンドルが何回などと診断し、「お気をつけください」とAIが言います。これまではこれで当たりまえだと思ってきましたが、乱暴な運転だったのかも、と反省しています。
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彼岸前
明後日の18日が彼岸の入りです。昨日はぐんと気温があがり初夏のようでした。着るものの選択に迷います。つい先日までマフラーに中綿入りのジャケットといういで立ちだったのに、昨日はシャツ一枚でもいいのではと思える暖かさでした。
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