優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2022年04月

穀雨
今日は二十四節気の穀雨。次は5月5日の立夏なので春の最後の節気です。今朝は全天雲がひとつもなく昼間は気温があがりそうです。少し欠けた月が明け方の空に残っていました。旧暦では今日は3月20日。弥生というのは昔はこういう季節感だったのです。
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うららか
この日曜日は快晴で暖かく風もなく、車で走っていると多くのオートバイに出会いました。ツーリングには絶好のシーズンです。オートバイで風を切る感覚は独特で解放感に満ちています。原付や車には生活感がありますが、ある程度以上の排気量のオートバイは非日常の乗り物で、純粋に乗ることを楽しむものといえるでしょう。
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八重桜
ヤエザクラは桜の仲間でヤマザクラやオオシマザクラといった原種をもとに作られた園芸品種の総称です。ソメイヨシノと入れ替わるように咲き始め、いまこのあたりでは見頃です。花冠は丸く、五弁の桜とは異なる趣で強くなった日差しにふさわしいです。
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花吹雪
専門学校の講師以外にも、地元の教養講座の講師としてほぼ週に一度話をさせていただいています。先日、話をしているとまわりに植えられているソメイヨシノがちょうど落花の時期で、風にあおられて盛大に花吹雪が巻き起こりました。思わず「きれいですよ!」と参加者の皆さんを促してしばしいっしょに花吹雪を楽しみました。
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桜蘂降る
この火曜、水曜あたりは暑さを感じるほどでした。しかし週末はお天気が崩れたこともあり再び上着が欲しい気温になりました。桜は終わり、駐車場にあるソメイヨシノの下には蘂が一面に散っていました。
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名残の花
昨夜は風雨が強かったようで朝の窓には雨滴が一面に散っていました。これで残っていた桜も完全に散り春は最終場面に入っていきます。街角にはヤエザクラやハナミズキが咲き、快晴の日中は夏がすぐそこだと感じさせます。
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花終わる
今週に入ってから急に暖かくなりました。先週はまだ暖房が欲しいようなこともあったのに、昨日は半袖でもいいような気温。こんなに急激に気温が変わると着るものに戸惑います。このままというわけにはいかず、また気温が下がることもあるでしょう。
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芽立時
ヤマザクラが散ると山の木々は一斉に芽を吹き始めます。芽の色はさまざまで、さらに葉が開いていくに連れて色合いが変わっていきます。遠目に見るとこの時期の山の色は日々刻々変化して、桜の時期とはまた違う美しさです。
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桜散る
日曜日に久しぶりに髪を切ってきました。量が多いので髪を減らしてもらい随分軽くなりました。ヤマザクラはほぼ散り、ソメイヨシノも落花盛んという時期に入っています。桜が散ると春はすでに終わりが近く、日によっては暑さを覚えるほどになります。
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春の昼
入学式の後、お土産に白十字のワッフルをいただきました。ふわりとやわらかく上品な味わいでした。白十字は本社が岡山で20世紀末に兵庫県へ進出して姫路にも店がいくつかあります。白十字という病院か薬局のような名前が不思議でした。何かいわれがあるのでしょう。
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