2022年06月27日 狛犬は青葉を仰ぎ吉野神宮 ◆青葉 吉野神宮の境内は広々としています。狛犬は神社によってそれぞれ微妙に異なっているものですが、参拝者の方を向くかお互いに向かい合っているものが多いです。しかし、ここの狛犬は頭をあげて遠吠えをしているように見えました。 タグ :青葉吉野神宮狛犬吉野奈良県
2022年06月26日 万緑の吉野神宮参道を ◆万緑 吉野神宮は後醍醐天皇を祀る神社です。崩御の後、吉水院で仏教形式で供養されてきましたが、明治政府の神仏分離政策により、吉水院は吉水神社になりました。その後の明治25年(1892)、明治天皇の意向でこの地に社殿が竣工しました。 近鉄・吉野神宮駅からは1kmほどの上り坂です。近づいてみて、昨日この前をマイクロバスで通ったことに気付きました。鳥居をくぐって参道に入るとカエデやヤマザクラの青葉が瑞々しく、汗がひいていきました。 タグ :万緑吉野神宮後醍醐天皇吉野奈良県
2022年06月26日 梅雨に入る吉野のポストさくら色 ◆梅雨に入る 吉野駅までは宿の車で送っていただきました。来るときはマイクロバスだったので県道を通りましたが、今回は七曲りと呼ばれる細い近道を走りました。 吉野駅前には桜が描かれたピンクの郵便ポストがあり、「これはこれはとばかり花の吉野山」という安室貞室の句が書いてあります。貞室は江戸初期の俳人で京都の紙商人でした。隣に吉野のマスコット吉野ピンクルが立っています。吉野の桜の妖精を表しているとか。 タグ :梅雨に入る郵便ポスト安室貞室吉野ピンクル吉野奈良県
2022年06月26日 朝涼の吉野葛入り卵焼き ◆朝涼 朝食にも吉野葛は使われており、熱々の出汁巻き卵が出てきました。お米は奈良県産ヒノヒカリです。コシヒカリと黄金晴をかけ合わせた水稲うるち米で、小粒であっさりとしていながら食べ応えがあるという特徴を持っています。 奈良県産ヒノヒカリはお米の食味ランキングで6年連続「特Aランク」を獲得していたことを初めて知りました。お米といえば東北や北陸というイメージでしたが、ヒノヒカリは西日本で多く栽培されているようです。 タグ :朝涼吉野葛ヒノヒカリ吉野荘湯川屋吉野奈良県
2022年06月25日 さらさらと茶粥一杯夏の朝 ◆夏の朝 朝ごはんの最初に茶粥が出てきました。茶粥は奈良の郷土料理のひとつです。ほうじ茶の中にご飯を入れて炊いたもので、さらっとしているのが特徴です。その後にご飯が出てくるため量としてはほんの一口ですが、これだけで奈良らしさを感じられる朝食です。 タグ :夏の朝茶粥吉野荘湯川屋吉野奈良県
2022年06月25日 早朝の青葉を望む湯殿かな ◆青葉 朝食は8時にお願いしていたので、それまでに朝風呂に行きました。こちらのお風呂は「吉野の湯」という日帰り入浴施設としても利用されています。日帰り入浴客と宿泊客とでは、利用時間が真逆になり、施設を有効に使える方法です。 タグ :青葉吉野荘湯川屋吉野奈良県
2022年06月25日 雨あがり万緑を霧立ち昇る ◆万緑 蔵王堂のすぐ南に柵に囲まれて四隅に桜が植えられた「四本桜」と呼ばれる場所があります。元弘3年(1333)、後醍醐天皇の皇子、大塔宮護良親王が吉野山で挙兵した際、鎌倉幕府の大軍に攻められて蔵王堂にたてこもり最後の酒宴を開いたところです。 その脇を抜けて車道へ出、修理中の仁王門を覆う建屋の下を通って湯川屋へと戻りました。雨上がりの吉野の山々が一望できました。 タグ :万緑四本桜金峯山寺蔵王堂吉野奈良県
2022年06月24日 法螺貝が夏の空気を震わせる ◆夏 僧侶六人ほどが仏壇の前に並び勤行が始まりました。中心になる僧侶がお経を唱えながら手でいくつかの印を結びます。お経の他にコロナ退散や百日回峯行の成就を祈られたりしているのがわかりました。途中、一般参加者が焼香する時間も設けられていました。法螺貝を吹いたり大太鼓を叩いたりといった修験本宗独特の勤行もあり、興味深かったです。 タグ :夏金峯山寺蔵王堂吉野奈良県
2022年06月24日 青葉して朝勤行の蔵王堂 ◆青葉 朝6時30分から蔵王堂で朝の勤行がおこなわれるというので、参加させていただきました。雨は夜の間にあがり風もおさまって蔵王堂の扉は開け放たれていました。 修験道は白鳳年間(七世紀後半)に役行者によって始められた日本独自の宗教で、金峯山寺はその総本山です。紀伊山地の山に分け入って修行し、自然を敬い、神仏を敬うという日本の宗教の原点の姿が残っています。 タグ :青葉金峯山寺蔵王堂吉野奈良県
2022年06月24日 会席の終わりに笹巻き葛餅を ◆葛餅 食事の最後のご飯に奈良県産ひのひかりが出てきました。とても美味しかったのは炊き方の腕と銘柄が重ねあわされてのことです。香のものは奈良漬など。甘味としてカスタードクリーム入りの笹巻葛餅をいただきました。小豆餡ではなく、カスタードクリームというのがユニークで、これもまた一味違って美味しいと思いました。 タグ :葛餅吉野荘湯川屋吉野奈良県