優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2022年11月

花八手
ヤツデは樹高2〜3mほどのウコギ科の常緑低木で、長い柄のある掌状の葉が互生します。晩秋から初冬のころ、白い花柄が伸びて白い花が丸まって咲きます。素朴な雰囲気の花です。

粗大ごみに出そうとねじ釘をはずそうとしたら、うまく回せるものが見つかりません。こういうものは使ってみるまで使い勝手がいいものかどうかがわからないところがミソです。結局、レザーマンツールのものを使いました。
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短日
11月26日の神戸の日没は16:50です。最も日没時間が早くなるのが12月の1日〜8日までの16:48です。太陽が出ている時間が10時間しかありません。最も日の長い時期は14時間半なので3分の2になっています。
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冬の空
冬は晴天が日常の瀬戸内式気候です。播磨灘に面した姫路では冬は温暖で晴れた日が続きます。日本海側と最も異なるのがこの空模様だと思います。車を運転していても一度も冬のタイヤに替えたことはありません。雪が降るのはせいぜい一冬に一度か二度。今頃が最も過ごしやすいです。
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石蕗の花
いつの間にか十一月も残り一週間を切りました。クリスマスケーキやおせち料理の予約が年々早くから始まるなあと思っていたらもう目前です。今年一年、振り返ればそれなりにいろいろありましたが、年々思いが強くなるのは「無常迅速」ということです。

中学生や高校生の頃、「少年老いやすく学成りがたし」とか「光陰矢の如し」などという格言をきいて、そんなものかな、と思っていましたが、今となっては全くその通り、と痛感します。
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冬菊
初めて平日に髪を切りに行きました。休日と違い、予約もしていませんが全く待つことなくあっという間にカットが終わり割引までしてもらえました。「人の行く裏に道あり花の山」というのは投資の格言で、儲けたければ人と違うことをやれ、ということです。

これはあらゆることにあてはまるでしょう。誰もが行くときに同じところへ行けば混雑して手間がかかります。観光地でも繁忙期は人が多く値段も高いです。人の動きと逆に行動すればかなり労力や費用を抑えられます。
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山茶花
山崎城跡を抜けて中国縦貫自動車道の下をのんびり歩き、友人宅まで戻ってきました。家の前に家庭菜園があり、そのかたわらで白いサザンカが咲いています。中に入れてもらい、食後のお茶を飲みつつしばらく話をしました。
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初冬
宍粟市山崎町には明治時代に入るまで山崎城がありました。平城で延宝7年(1679)以降は山崎陣屋でした。城跡は市街地化していますが、山崎藩陣屋門(紙屋門)が宍粟市有形文化財に指定されています。

ここに城郭が建設されたのは元和元年(1615)、姫路藩主・池田輝政の四男・輝澄が山崎3万8千石で入封して以降のことです。その後、松井氏ー池田氏ー本多氏と変わり、明治維新を迎えています。
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冬紅葉
山を降りてからの昼食は「三感hoso」でいただきました。旬の食材を使った薬膳料理が看板メニューの店です。個室になっていて、ゆっくり食事を楽しむことができました。レンコン饅頭など珍しいメニューもあり、どれも美味しかったです。
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