出落栗
栗はブナ科の落葉高木、その実も意味します。日本では北海道中部以南の山地に生え、果樹としても栽培されています。兵庫県から京都府にまたがる丹波地方は古くから栗の名産地で大粒の丹波栗が有名です。

栗の毬は初秋のころは薄緑色ですが、秋が深まってくると暗褐色に変わり、裂けて中の実がのぞくようになります。自然に毬が割れて落ちた栗の実を出落栗(でおちぐり)といいます。田の脇に栽培されている木から落ちたものが畦に並べられていました。
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