優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2024年11月

冬紅葉
明日から12月です。師走に入ればいよいよ今年も終盤か、との思いが強くなります。暖かい姫路では今周囲の山々が紅葉の盛りです。

立花孝志氏が元西播磨県民局長の公用PCの内容を入手しYouTubeにそれを発表していました。「不倫日記」と片山元副知事が描写したように、県の女性職員(7人と言われています)との不倫記録がフォルダに分類されて並んでいます。

これを仕事中に作成していたのだから呆れてしまいます。彼は京大法学部を卒業したエリートです。それがこんな愚かなことを長年やっていたのです。「プライバシーが〜」と言ってそれを隠そうとした県議会はどう説明するつもりなのでしょうか。
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冬の夜
『鏡花水月』の最後にはフルカラーの映像を背景に参加者自身が影絵を作り、会場スタッフに撮影してもらえるコーナーがありました。昨年は単純な影絵でしたが、今年は背景がカラーになってバージョンアップです。
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残る紅葉
姫路城の三の丸広場にはソメイヨシノがたくさんあります。落葉が早いですが、まだわずかに残る葉にデジタルアートの照明があたり、赤く染まっていました。大天守へ向かう道にはこれらデジタルアートで桜の花や月、池を泳ぐ鯉などが映し出されていました。
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冬浅し
『鏡花水月』の会場の一画には野点傘の下に座れる場所が用意されていました。この日は夜でも暖かく風もなく、一服の濃茶をいただいてもいいようなお天気でした。来年からは野点を用意されてもいいのではと思います。

ライトアップされた大天守が映る水盤がここでも用意され、撮影スポットには事欠きません。かたわらにネオンアートで作った千姫と本多忠刻の像もありました。
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「播州姫路城絵図」が作成された約80年後、二代姫路藩主・酒井忠以(1756-1790)が残した『玄武日記』には、池を舟で渡り築山にある「御茶屋」で茶事を催したことや、園内を回遊しながら鑑賞した様子などが描かれています。

「文化遺産姫路城アーカイブ」ではこの向屋敷庭園をCGで再現したものを見ることができます。『鏡花水月』においては、その池の一部を再現し、ライトアップされた大天守を映し出しています。この時だけ出現する「逆さ城」です。
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冬夜空
姫路城の三の丸広場にはかつて向屋敷庭園がありました。現在、好古園として公開されているのは西御屋敷跡の遺構を活かしたものです。

平成9年(1997)に発見された「播州姫路城絵図」(大絵図)によって、初代姫路藩主・本多忠政時代(1617-1631)に三の丸向屋敷に壮麗な庭園が存在していたことがわかりました。『鏡花水月』ではこの庭園を再現する試みがなされています。
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『鏡花水月』での光の輪の演出は「月輪の庭」と名づけられています。ライトアップされた城とこれらの輪を背景に記念撮影を撮るサービスもされていました。

城に来るのは今年のお花見以来のことです。地元にいると城は日常の中にあるため、なかなか出かけようという感覚にはなりにくいです。城は遠くから戻ったときに電車越しに眺めて、「帰ってきたなあ」という感覚になるイメージが最も強いです。
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冬の夜
今年の『鏡花水月』は光の輪が印象的でした。月を象徴する丸いバルーンは去年と同様に随所にあがっていました。22日から始まったばかりで、12月11日まで毎日17:45から21:15まで姫路城三の丸広場で行われています。

この夜はほぼ無風で暖かくそれほど人も多くなくゆっくり楽しむことができました。外国人観光客の姿もあり、提灯に”English Volunteer”と掲げている人がいて、微笑ましく感じました。
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師走
昨夜、午後10時47分に石川県西方沖を震源とする地震がありました。石川県の輪島市などでは最大震度5弱でした。姫路の震度は2でしたが、椅子に座っている状態で体感できる地震でした。元日の能登地震の余震でしょうか。

『鏡花水月』は年末の定期イベントとして定着し、大手前通りなどのライトアップも昨年から規模を拡大して華やかになっています。経費を問題視する意見もあるようですが、世界遺産のお城を盛り上げるのはいいことじゃないの、と思います。
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冬の夜
昨夜は姫路城のライトアップイベント『鏡花水月』へ行ってきました。今年は前売券が発売されていましたが、前売券は入れる日付が固定されているため、当日券で入ることにしました。

昨夜は風もなく暖かで好条件のなかで楽しめました。今日のように雨になると、前売券では変更できません。この時期は大手前通りの並木も光に彩られてイベントを盛り上げています。
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