2025年05月
桜島に五月の波を残し去る
噴煙を背後に薄暑の絶景を
錦江湾夏の光のなか静か
神の山の噴煙仰ぐ夏はじめ
◆夏はじめ
桜島では、北岳・中岳・南岳の三つの山体を総称して御岳(おんたけ)と呼んでいます。この御岳は、桜島の最高峰である北岳(標高1,117m)、中岳(1,060m)、南岳(1,040m)から成り、特に南岳は現在も活発な噴火活動を続けています。
御岳は、古くから信仰の対象とされてきました。島内には神社が点在し、ご神体は山頂、すなわち御岳に向けて祀られています。活火山とともに暮らしてきた人々が、火山活動の鎮静や日々の生活の安寧を祈願するためのものです。
また、御岳蔵王権現(北岳を鎮める神、祭神は海幸彦)や御岳竜王権現(南岳の噴火を海底から鎮める神、祭神は月読命)など、桜島の御岳が活火山として畏敬と信仰の対象であることが分かります。

桜島では、北岳・中岳・南岳の三つの山体を総称して御岳(おんたけ)と呼んでいます。この御岳は、桜島の最高峰である北岳(標高1,117m)、中岳(1,060m)、南岳(1,040m)から成り、特に南岳は現在も活発な噴火活動を続けています。
御岳は、古くから信仰の対象とされてきました。島内には神社が点在し、ご神体は山頂、すなわち御岳に向けて祀られています。活火山とともに暮らしてきた人々が、火山活動の鎮静や日々の生活の安寧を祈願するためのものです。
また、御岳蔵王権現(北岳を鎮める神、祭神は海幸彦)や御岳竜王権現(南岳の噴火を海底から鎮める神、祭神は月読命)など、桜島の御岳が活火山として畏敬と信仰の対象であることが分かります。
