優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2025年12月

短日
ベニベンケイはカランコエの和名です。原産地はマダガスカル島、南アフリカ、東アフリカ、ソコトラ島です。インド、マレー半島、中国南部の雲南省などにも分布しています。日本には昭和初期(1931年ごろ)に入ってきた記録があります。

多肉質の葉を持つ多年草で、秋から春にかけて咲きます。短日植物のため日本では10月下旬から11月ごろが日長時間としての開花時期です。しかし、熱帯から亜熱帯産の花であり、日長時間だけが変化する「寒くない冬」を前提としています。

そのため日本では温室で栽培し日長時間を人工的に短くし、気温を15℃以上に保ち、冬に咲く鉢花として流通しました。姫路の屋外で咲いているのはぎりぎりの温度といえ、夜間は室内にいれてやる必要があるでしょう。
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冬の雨
土曜日の夜は雨になりました。雨音がしていたので結構降ったようです。雨は明け方前にはあがり、日の出のころには青空が見えて残りの雲が空を横切っていました。日曜日の昼過ぎには風が強くなり、落葉樹のほとんどが裸になりました。
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白南天
ナンテンの赤い実が目立つ季節になってきました。白い実のものもありシロナンテンと呼ばれます。シロナンテンのほうが少し大きめの実で、実の量はアカナンテンの方が多い傾向です。アカナンテンは紅葉しますが、シロナンテンは常緑です。
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十二月
下ごしらえした鹿のロースを一晩置き、フライパンで表面を強火でざっと焼きました。その後、しばらく冷ました後、ジップロックに入れ、沸騰したお湯を入れた真空保温調理鍋に入れて30分ほど放置しました。夕食には絶品の鹿肉のローストのできあがり。
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仲冬
市川の堤防上の道を散歩しているとカラスウリが目につきました。「烏瓜」は季語としては晩秋のものとされています。晩秋の頃はまだ周囲にいろいろなものがありました。12月も半ばとなり周囲の葉もすっかり散ってカラスウリの赤さが目につきます。
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師走
大分県津久見市の義兄の実家から鹿肉をいただきました。兄弟がくくり罠で捕獲した鹿をさばいて切り分け冷凍したものです。きれいに処理してあるので、解凍してニンニクとローズマリーを表面に塗りつけ、オリーブオイルに漬け込んで一晩置きました。
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冬菊
十二月半ばとなり庭に残っているのは菊です。白、紫、黄色など色もさまざまあり、菊があるだけで冬の庭がそこだけぱっと明るく輝くようです。

凩は何度か吹きましたが、まだ寒くてたまらないという気温にはなっていません。暖かな姫路では寒波が来るとしてもクリスマスの頃か、歳末になりそうです。
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12月11日の夜は一晩中風の音がしていました。一夜明けて市川の向こうの山を見ると、残っていた紅葉がすっかり吹き払われ、枯れた姿に変わっていました。冬も仲冬、暖かなこのあたりでもようやく山は「山眠る」感じになってきました。
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冬の朝
目が覚めるとMAGNの神経障害性疼痛が戻ってきます。疼痛はツートラムによって軽減されてはいますが、痛覚を伝える神経そのものが障害されているので完全に鎮痛することはできません。

横になっているときは他からの感覚が少なくなるためか、疼痛を敏感に感じます。疼痛軽減の方法のひとつとして、それを観察するという禅やマインドフルネスの方法を使っています。疼痛は常に同じではなく微妙に変化します。それを観察し形容してみます。

これによって疼痛と一体化せず疼痛から距離を置くことで、疼痛に巻き込まれないようにします。疼痛を消し去ることはできませんが、そこから派生する「苦」の物語が実は人間を苦しめているのです。
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極月
MAGN(抗MAG抗体ニューロパチー)の疼痛を抑えるために三か月に一度ペインクリニックで弱オピオイドのツートラムと睡眠剤のデエビゴの処方を受けています。待合室に胡蝶蘭が飾られていました。

季節柄か最近は夜に疼痛で目が覚めることが多く、そのときは再度二種類を服用しています。ツートラムは25mg、デエビゴは5mgなので最低限の服用量です。私には副作用がなく、プレガバリンなどを服用していた時もそうでした。ありがたい話です。
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