優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2026年01月

水仙
年末から咲きだしていたニホンズイセン。スイセン属のなかで最も早く咲き始め、寒気の厳しい中で咲き続け、凛とした気品を感じさせます。各地のスイセンの名所では年末から二月いっぱいくらいが見ごろです。

兵庫県では淡路島の南あわじ市の黒岩灘水仙郷が有名です。水仙郷として有名なところは海の近くの断崖状になった場所が多いようですね。海に向かってなだれ咲く様子がいいです。
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春近し
一月が今日で終わりです。大寒に入って以降、冷え込みが厳しい日が続いています。それでも日差しは明るく、春が近いことを知らせてくれます。気温と日差しの感覚のずれが、このころの寒さをいっそう強く感じさせます。
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山茶花
キクは晩秋から咲き、年末ごろまでで花を終えてしまいますが、サザンカは晩秋から早春のころまで咲き続けます。花が最も少なく寒さが厳しいシーズンに咲き、目を楽しませてくれます。

ご近所のサザンカも咲いては散り、咲いては散りしつつまだまだ咲く蕾を蓄えています。原種のサザンカは特別寒さに強いわけではないらしいですが、品種改良でニッチな位置を確保しました。
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寒中
寒い日が続きます。立春(2月4日)までこの感じでしょうか。甘平という柑橘類をいただきました。西之香とポンカンを交配して愛媛県で誕生しました。非常に甘くしゃきしゃきとした独特の食感があります。
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冬田
姫路の旧市域には高い山はなく、やわらかで丸い山容の山が連なっています。平成の大合併で夢前町が編入されて雪彦山(915.2m)が姫路市の最高峰になっていますが、それまでは書写山(371m)が最高峰でした。
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冬耕
収穫を終えた田や畑を耕しておくことを「冬耕」といいます。寒さに土をさらすことで病害虫や病原菌の防除をおこない、土を深く掘り起こすことで土壌の改良にもつながります。稲わらや有機物を鋤きこんで肥料にもできます。
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寒中
ご近所の玄関先に鮮やかな紅葉が見えました。オタフクナンテンです。ナンテンを品種改良した矮性種で、花も実もつきません。その代わりに真冬でも真っ赤な紅葉が楽しめます。高さは20cm〜50cmほどにしかならず、丈夫で剪定の手間も不要です。

膝丈程度の生垣やグランドカバーとして最近はよく目にするようになりました。花の少ない今の時期にあの赤い葉は目を引きます。ナンテンは和風な印象ですがこの木は和洋いずれもデザイン次第という感じで応用範囲が広そうです。
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葦鴨
生野橋の下あたりから少し下流までの市川は、流れがゆるやかになっており、冬は渡ってきた鴨類などがよく休んでいます。ヨシガモのつがいがいました。中国北東部、モンゴル、ウスリー、シベリアなどで繁殖します。

雄は目の周りから後頭部にかけて金属的な光沢のある緑色、頭頂部は茶色をしています。喉の周りが白く、そこに首輪のような黒い部分があります。主に植物食で河川、湖沼に生息しています。
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寒土用
土用は夏が有名ですが、四季すべてにあります。「寒土用」は立春の前の18日間で、今年は1月17日から2月3日までです。

市川にかかる生野橋の手前に「銀の馬車道修築碑」があり、馬車のモニュメントとポケットパークになっています。この前の道は以前バスの路線が通っていましたが、廃止になり、バス停の土台だけが残っています。
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枯田道
一般の歳時記には「冬田」や「冬田道」は、季語として載っています。しかし「枯田」はありません。枯野も冬野も、枯木(枯れているというのではなく葉を落とした木)も冬木も季語としてあります。しかしなぜか「枯田」は載っていません。

ならば「冬田」でいいではないか、となりそうですが、この場合冬田とはちょっと違うんです。今の時期、冬の最も深まったころの姫路近郊の田んぼというのは、残ったひつじが枯れきって脱色されたようになって並んでいます。あれは「冬田」ではなく「枯田」です。

「冬田」ならば、初冬のころのまだひつじに青さが残った状態でも、雪をかぶった雪国の田でも「冬田」です。あまりにも描写範囲が広すぎます。枯田の漂白されたような枯れの雰囲気が全く出ません。
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