優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

2026年05月


玄関先のプランターや大きな鉢にイチゴを植えて実を生らせているのを見かけます。イチゴは真っ赤に熟れて視覚的に美しいです。ここまでの赤さを持つ花というのはほとんどありませんし、この艶やかな感じが独特の美しさです。
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皐月
サツキはツツジ科ツツジ属の半常緑の低木です。ツツジ類の中では咲く時期が遅く旧暦の皐月(五月)ごろに一斉に咲くことからこう呼ばれるようになったといいます。日本固有の野生種で、本州中部(関東〜近畿)に分布の中心があります。

園芸品種でも代表的なものです。刈り込みに強く、都市の植え込みや庭木、盆栽や鉢植えにもよく利用され園芸品種も多いです。

ご近所の庭にサツキが咲いています。半年ほど前まで同じ庭の隅におとなしい犬がいました。すでに老犬だったのか、うずくまっていることが多かったです。
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十薬
ドクダミがあちこちに咲いています。十薬という呼び名は馬に食べさせると十の薬効があるという江戸時代の言い伝えによります。日本では雑草扱いですが、外国では花壇に整然と植えられていることもあるそうです。

生薬として夏の肌荒れや便秘の緩下剤がわりに使われます。ドクダミ茶にして飲用される方もあります。効能はデトックス、炎症抑制、血管保護、冷え性の改善などとされています。ベトナムではハーブとして生春巻きの材料になるそうです。
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サルビアネモローサ
サルビアネモローサはシソ科サルビア属の多年草です。中央アジアと西ヨーロッパに自生する多年生植物です。丈夫で栽培が容易なため園芸家の間で長年に渡り受け継がれその間に多くの園芸品種、交雑種が生まれました。

1726年にカール・リンネによって命名・記載されました。nemorosaとは「森の」という意味であり、典型的な生息地が森林地帯であることを示しています。−18℃まで耐寒性があり、日当たりがよく水はけのいい土壌を好みます。
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昼咲月見草
ヒルザキツキミソウはアカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。ツキミソウに似ていますが、昼に咲くのが特徴です。花期は5〜7月、花径5〜6cmの白から薄いピンクの花をつけます。北米大陸原産で、日本へは鑑賞用として入ったものが一部で野生化しています。
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薔薇
カクテルはバラの園芸品種のひとつで、1957年にフランスでフランシス・メイアンによって作出されました。シュラブ型の四季咲きのバラで、中心部が黄色くなる赤い花を数輪から房状に咲かせます。日本ではかつてもっともよく栽培されていた品種でした。

3年に1度開催される世界バラ会議の2015年リヨン大会で、「世界バラ連合栄誉の殿堂入り」しています。「おおむね世界で15年以上にわたり愛されている名花」とされ、バラの発展に貢献した品種が選ばれています。
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酔仙翁
スイセンノウはナデシコ科の耐寒性多年草です。南ヨーロッパ原産で、幕末に渡来したと見られています。初夏に花が咲き、花は濃いピンクや赤のものが多く、漢字は花が赤くて酔っぱらっているように見えるからだという説があります。

アルコールは肝臓で有害物質であるアセトアルデヒドに分解されます。これをを無害な酢酸へと分解するためにALDH2(2型アルデヒド脱水素酵素)という酵素が働きます。日本人の約40%は、遺伝的にこの酵素の働きが弱い(または全く働かない)体質です。

そのためお酒を飲むと顔が赤くなるのです。私も飲酒すると顔が赤くなるタイプです。とはいえ、抗MAG抗体陽性ニューロパチーによる疼痛を抑えるために、普段は鎮痛剤を飲んでいるのでお酒は全く飲まなくなりました。
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あやめ
アヤメ科の花はいずれも直線的な立ち姿が涼しげです。高さは30cm〜60cmほど、陸に生え、花びらの根元に綾目模様があることからこの名前で呼ばれます。

ハナショウブやカキツバタのイメージから水辺の花と思われがちですが、もとは低山から高原地帯の明るい草原に見られる植物です。
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十薬
ドクダミがあちこちで咲いています。花は中心部の黄色い部分で白く花のように見えるのは苞です。ドクダミ科ドクダミ属の多年草で、東アジアから東南アジアに分布しており、日本では北海道から九州まで見られます。

古くから民間薬として使用され、十薬とはこの薬としての名前ですが、季語としてはドクダミよりも十薬として詠まれることが多いです。ドクとの名前ですが草自身は無毒です。
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時鳥
ホトトギスの鳴き声が聞えるようになりました。インドから中国南部で越冬する個体群が朝鮮半島、中国北部、日本などへ渡ってきます。日本では五月中ごろにあの特徴的な鳴き声が聞こえ始めます。全長は28cmほどでヒヨドリより少し大きいくらいです。

渡ってきたころは夜中でもかまわず鳴いています。夜中に窓の外から「きょっきょっきょきょきょ」という声が聞こえ、あ、来たなと。聞きなしでは「特許許可局」とも「天辺欠けたか」ともいわれます。
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