第九
スーパーへ買物に行ったら、お節料理の材料が大量に並んでいました。納豆のスペースがお正月用のかまぼこの売場になって、納豆は隅に小さくなっていました。年末最後の買出しの人をあてこんで今日と明日は5%割引です。クリスマス前まではクリスマスソングが絶え間なく流れていた売場には「第九」が流れていました。

「第九」はベートーヴェンの交響曲第九番ニ短調「合唱付き」の略称です。第四楽章でシラーの詩「歓喜に寄す」を合唱で歌い上げます。年末に各地でこの第九のコンサートがおこなわれ、風物詩となって季語にもなっています。

なぜ年末になると第九なのか、第九にまつわるエピソードがこちらにありました。ベートーヴェンがこれを作曲したころは、難聴が進みほとんど耳が聞こえなくなっていたといいます。それを思うと奇跡の楽曲です。