小晦日
よく晴れて暖かな小晦日(こつごもり)でした。冬至から一週間が過ぎ、夕暮れは遅くなっています。昼間の日の光も心なしか明るくなっている感じがあります。三が日が過ぎればそれは特にはっきりし、寒の入りのころには、日が長くなったと感じます。

俳句をやってよかったなと思うのは、こうした細やかな季節の移り変わりを敏感に感じ取れるようになったことです。俳句という道具がなければ、そうしたことに目を向ける機会がなく、なんとなくのんべんだらりと日を過ごしていただろうと思います。

お正月といっても、子どものときのような特別なワクワク感はありません。ああいう感覚は子どもだからこそ持てるものなんだ、と思います。それでも小晦日ともなれば、今年もあと一日か、と一年を振り返って感慨を覚えたりします。
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