金山の登山口の集落には栗の木が多く、それぞれの家で栽培されているように見えました。大きな毬がなっており、割れて中の実が顔をのぞかせているものもありました。畑のそばに一つ栗が落ちていたのを見たら、新生児の握り拳ほどもある大きなものでした。

「丹波栗」とは丹波地方で育つ和栗の総称です。その歴史は古く、持統天皇が栽培を奨励したとも言われ、また古事記や万葉集、日本書紀にもその名が登場するほど昔から名産品として知られてきました。日本最古の地域作物ブランドといえます。
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