枯田
藤原宮跡から醍醐池の西畔を通り、大和三山の最後である耳成山に向かいました。耳成山(139m)は最も低いものの、形は秀麗で盆地の中の独立峰としてよく目立ちます。JR桜井線、近鉄大阪線を越えて耳成池に達すると目の前が登山口でした。IMG_0790
大和三山を詠んだ歌は多く、歌枕として重要です。また近世の地誌、紀行文などでも広く紹介され万葉世界を代表する地名になっています。『万葉集』の中で耳成山だけを単独で詠んだ歌はなく、ほかの二山とともに詠まれました。IMG_0803