□◆□…優嵐歳時記(364)…□◆□

  春の雪降りくる中を峠越ゆ   優嵐

名古屋から奥飛騨の平湯温泉へ向かう途中の情景を詠んだ
ものです。わずかな移動距離ですっぽりと雪国に入って
しまうおもしろさ、これが日本の風景の魅力ですね。

ここから先はどんどん雪深くなり、確かに雪国の風情です。
泊まった温泉旅館からは目の前に安房峠が見えました。
ここから北には、焼岳、西穂高岳、奥穂高岳といった北
アルプスの山々が連なっています。