□◆□…優嵐歳時記(365)…□◆□

  コーヒーを白きカップに春の朝  優嵐

平日の朝はばたばたと忙しいのでゆっくりコーヒーを飲んで
いる時間もありませんが、特に出かける予定もない休日の
朝はコーヒーを入れてのんびりした気分に浸ります。

何も予定がない、というのはなかなかぜいたくなことです。
ほとんど何かしなければならないことがつまっている日々の
中にぽかんとあいた陽だまりのような時間です。この一日
をどう使ってもいいのだ、という思いだけで満足感があり
ます。いまや小学生の子どもでも予定びっしりというのは
珍しくありませんから。