私たちの隣は高知から来たという女性でした。愛媛での公演も見られたとのこと。その隣は京都の女性でした。彼女はキャストのひとりエルニを応援するうちわを手にしていました。バナーはほとんどが真央のものですが、他のキャスト個人名を書いたものもいくつか見受けられました。

サンクスツアーは子ども連れが多いのも特徴です。私たちの前には4歳くらいの男の子と7歳くらいの女の子を連れたご夫婦が座っていました。熊本でも5歳くらいの男の子が前に座っていましたが、いずれも飽きたりぐずったりすることなく最後まで熱心に見ていました。IMG_2317
初めてS席で見た感想は、スケーターが近い、ということでした。表情の細かなところまでよく見えます。また、目の前でスピン、ステップ、ジャンプを見られることで、三次元の肉体を備えた重量のある人間が演じているということが今更ながらに実感として迫ります。

すべての演目が終わると、歓声に応えてスケーターたちが挨拶に周回してくれます。観客席は総立ちでした。よくぞこんなところまで来てくれた、という気持ちも大きかったと思います。「ありがとう」というバナーも振られていました。
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