□◆□…優嵐歳時記(376)…□◆□

  ごくごくと野菜ジュースを春の宵   優嵐

「春宵一刻値千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)」
という言葉があります。日が長くなり、夕暮れ時から夜に
入っていく頃のなんともいえない明るさの残った感じ、
あの雰囲気を値千金ととらえた感覚が素晴らしいですね。
ほんのわずかのことなのですが、冬の日の短いころと異なり、
気持ゆったりするのがわかります。

夕暮れ時、そそくさと暗くなっていた冬と異なり、夕映えが
雲を長く茜色にしています。ちょっと寄り道をしていくか、
という気分にもなります。人工的な明かりの下で、年中変わり
ない生活を送っているような気がしますが、やはり自然の
サイクルは生き物である私たちの生活に影響を与えているの
です。