□◆□…優嵐歳時記(391)…□◆□

  連翹や明日はいつもまぶしくて  優嵐

「連翹(れんぎょう)」は桜が咲くころに満開になる、
鮮やかな黄色の花をつけるモクセイ科の落葉低木です。
住宅街を通っていると大きな連翹に会いました。坂道
の住宅地で、登っていく先に天に向かって咲くように
鮮やかな黄色が踊っています。

花はやはりいいなと思います。それを見るだけで気持が
明るくなります。急な退職ですが、朝方退職届を出して
しまえば、あとは他の人たちがどんどんものごとを前に
進めてくれている、という感じです。これって何かに
似ているなと思ったら、そう、お葬式の日の「身内」
がこんな感じだった、と思い出しました。

当の本人は中心ではあってもそのことの対してとくに
何もすることというのは無いのですね。