□◆□…優嵐歳時記(393)…□◆□

  三月尽今日で最後の宮仕え  優嵐

あっという間に三月も終わってしまいました。今日は
公務員としては最後の日になりました。穏やかないい
お天気でした。退職を決めて一週間で退職となりました。
お餞別をいただいたり、お世話になった方に挨拶に
いったり、退職にともなうさまざまの手続きをしたり
して一日が暮れていきました。

今も「そうか、もう明日からは出勤してタイムカードを
押す生活は終わったのだ」とふと思います。考えてみれば
保育園に通い始めたころから慣れ親しんだこのリズム。
しばらくの間は、何度ももうそれは終わったのだと言い
聞かせることになるでしょう。

「三月尽(さんがつじん)」は三月最後の日、および三月
の終わることをさします。明日からは新しい年度の始まり。
町にフレッシュな新社会人の姿が見られることでしょう。