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更待月
十五夜は名月で、その翌日は十六夜です。その後も一夜ごとに月には名前がついています。旧暦8月17日の月は立待月、18日は居待月、19日は臥待月、20日が更待月です。月の出がしだいに遅くなっていくのを生活のさまとあわせて名前にしています。
更待月以後の月には「真夜の月」という季語があり、このころともなれば、深夜に半分ほど欠けた姿で昇ってきます。今ならまだ明かりがこうこうとしていますが、旧暦の時代なら人々は寝静まっていたでしょう。
台風から延びる前線の影響で午後から雨になっており、明日からの三連休は雨続きで月は望めないどころか、荒れたお彼岸になりそうです。
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