冬紅葉
増位山随願寺は姫路で最も歴史のある寺院で、播磨天台六山のひとつです。平安時代には山上に三十六坊を有する大寺院でした。天正元年(1573)、三木の別所長治に攻められ全山を焼失。天正13年(1586)、羽柴秀吉によって再建されました。

本堂の大鬼瓦には元禄5年(1692)の銘があり、当時の姫路城主榊原忠次によって再建されたものです。様式的にも元禄時代を代表する建築で、国の重要文化財に指定されています。DSCN0732