パイナップル
子どものころ、パイナップルを食べ、その後舌が痛んで困ったことがありました。特に芯に近い部分を食べるとそうでした。大人になってからは慎重に芯を取り除いて食べるようになりました。ただ、パイナップルは芯でない部分でも生のものをたくさん食べると舌が痛むようです。

舌の表面にはぬめりがあり、これは唾液中のたんぱく質によるものです。パイナップルにはプロメラインという酵素が含まれていて、それがこのたんぱく質を溶かし、舌そのものが剥き出しになって痛むのだとか。酢豚にパイナップルを入れるのはこのたんぱく分解酵素をうまく使ってお肉を柔らかくするためです。
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