□◆□…優嵐歳時記(422)…□◆□

   夏隣鎮守の森の影の濃く  優嵐

ゴールデンウイークに入りました。今日は気温が高く
裸足ですごしても平気でした。「夏隣(なつどなり)」
は間もなく春が終わり、夏がやってくることを表す
季語です。「夏近し」「夏隣る」などとも詠みます。
行く春を惜しみつつ夏を迎える心構えを感じます。

いつの間にか昼間は木陰が親しく思われるようになり
ました。落葉広葉樹は新しい葉を広げています。ケヤキ
もサクラも若葉の美しい季節です。