数え日
平荘湖のほとりではクロガネモチが赤い実をつけていました。モチノキ科の常緑高木です。本州から沖縄まで広く分布し、緑の葉と赤い実のとりあわせが美しく、庭木としてもよく植えられています。

「数え日」とは、その年の残りが指折り数えられるようになったころを表す季語です。子どもなら「もういくつ寝るとお正月〜」というところ、大人なら「また一年たってしまった、早いなあ」でしょう。この気持ちがいつごろ入れ替わったのか、それもひとつの大人と子どもの節目なのかもしれません。
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