初鴉
明け方の月を眺めていたらカラスの鳴き声が聞こえました。日本人にとってカラスやスズメは最も身近な野鳥です。元旦のスズメは初雀、カラスは初鴉という季語になっています。元旦に見るものは大晦日と変わっていなくても、年が改まったというだけですべてが淑気に満ちたものと感じられます。それが日本的な感覚なのだと思います。
DSCN3547