□◆□…優嵐歳時記(431)…□◆□

  筍のちょろりと顔を出しており  優嵐

筍(たけのこ)は竹の地下茎から新芽が出たものです。
掘りたてのものを手早く茹でて食べるのが大事です。
土の中にまだいる状態のものを「白子」といい、これ
であれば、下茹でをしなくてもおいしくいただけます。

子どものころは筍をはじめ山菜類はすべて苦手でした。
しかし、今はわざわざ筍づくしなどというメニューを
頼んでみたりもします。筍はたくましいですからどんな
藪にも生えますが、京都など有名産地の竹やぶは手入れ
が行き届き、見事なものです。