□◆□…優嵐歳時記(445)…□◆□

  満月の大き新樹の上に出る  優嵐

昨夜は満月でした。高松から戻るマリンライナーの車中
で隣り合わせたおじさんたちが、瀬戸大橋から海を見て
「潮の流れがおおけぇのぉ」と話していました。もしや
満月、と思って旧暦表を見てみるとやはりそうでした。

初夏のみずみずしい若葉をつけた樹木を「新樹」といい
ます。その新鮮な緑の息吹、美しさが見るものを元気
づけてくれます。