「雲を測る男」の足元から手前に目を移すとコデマリ、タニウツギ、ベニウツギなどが咲いていました。これも「緑の橋」という作品です。作者のパトリック・ブランは植物学者で、幼いころに<垂直庭園>というものを思いつき、長年その研究を続け今では世界各地でそのプロジェクトを手がけています。

自然に咲いているように見えましたが、金沢の気候に適した植物100種がわずか14cmの厚さの壁に南北、上下での条件を考慮して植えられています。季節によって咲く花は異なり、生長もしますから見るたびに姿が変わる作品です。
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