万緑
蔵王堂のすぐ南に柵に囲まれて四隅に桜が植えられた「四本桜」と呼ばれる場所があります。元弘3年(1333)、後醍醐天皇の皇子、大塔宮護良親王が吉野山で挙兵した際、鎌倉幕府の大軍に攻められて蔵王堂にたてこもり最後の酒宴を開いたところです。

その脇を抜けて車道へ出、修理中の仁王門を覆う建屋の下を通って湯川屋へと戻りました。雨上がりの吉野の山々が一望できました。
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