薄紅葉
平磯芝生広場から東に向かい平磯緑地を歩いていくと歌碑がありました。「命をし幸くよけむと石走る 垂水の水をむすびて飲みつ」(作者未詳) 垂水は現在でいえば滝のようなもので、かつて塩屋から垂水にかけての間に複数の滝があったそうです。

このあたりは六甲連山が海へ落ち込んでいくところで、山がぎりぎりまで海に迫っています。これほど開発が進んでいない万葉時代なら、海へ落ちる無数の滝があったというのも想像できます。「萬葉歌碑の道」として数基の歌碑が平磯緑地内にあります。
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