小春日
ブロックの間に埴輪や土器を置いて焼き物を作っている人がいらっしゃいました。播磨町郷土資料館で土器つくりの体験講座が続けられており、そこで子どもたちが作ったもののようです。こういう施設があることで昔の人々の暮らしや工夫に思いをはせられるでしょう。

大中遺跡の弥生人は稲作を行っていたと考えられていますが、水田や米作りの道具はまだ見つかっていないそうです。一方で土器の「イイダコ壺」は数多く出土しています。海岸線は現代の埋め立て前の海岸線とほぼ同じと考えられ、大中遺跡からは直線で2kmほどです。イイダコは大中の弥生人たちの重要な食糧だったと考えられています。
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