寒の内
天台宗月輪山来迎寺は八木集落内の一画にあります。こちらの十一面観音像を拝観させていただきました。昭和57年(1982)に御前立本尊として京都の松久宗琳佛所によって製作されています。慈悲深い表情をたたえ、気品溢れるたたずまいです。

仏像としてはまだ新しいものですが、その妙相から「面変り観音」と称揚されています。観音さまは日本人には最も馴染みの深い仏であり、この先も地域の信仰の核として守っていかれるのでしょう。
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