十薬
十薬とはドクダミのことです。梅雨に入るころ人家の周りや草むらに青々とした葉が茂り、その中で白い十字の花を咲かせます。実は花のように見えるのは苞で、花は小さく苞の中央の黄色く見える部分です。

茎や葉に独特の臭気があり、日本では古くから民間薬としてさまざまな病気の治療に使われてきました。「十薬」との呼び名はそこからきているという説があります。
IMG_5997