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秋夕映
施設に戻ると葬儀社の担当者がふたりすでに先に部屋に入って母の着替えもすませ、後は運び出すだけにしてくださっていました。施設の職員の方たちも何人か見送ってくださり、施設での母の様子を教えてくださいました。
最後にこんないい施設で見守っていただけたのは感謝しかありません。施設があるのは高砂市との境に近い姫路市の東の端です。葬儀は姉の家の近くにある会館でおこなうことにしていたため西に向かって走っていくことになりました。
にわか雨があがり、虹が出て洗い流された空一面に壮大な夕焼けが広がっていました。その中を粛々と西に向かって進み、「西方浄土」という言葉が脳裏に浮かびました。
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