秋半ば
右足首の神経生検をしているため、歩行は禁止されて車椅子移動になっています。足に体重をかけると傷が開く恐れがあるからです。トイレも洗面もその都度看護師に連れて行ってもらわなければいけません。

看護師はそれが仕事の一部ですから「遠慮なく言ってください」と言われますが、人に何かを依頼するというのは、たとえ相手がそのプロであっても心理的に負担になるものです。

障害者となった人に必要なのは「必要な時に誰かに依頼する力だ」という話を以前どこかで読んだ記憶があります。わずか一日か二日のことなのに、こういう始末です。自分の肉体が自分の自由に動くというのは有難いことなのだと痛感しています。
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