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秋祭
次に高砂神社へ向かいました。謡曲『高砂』発祥の地です。1700年前、神功皇后が三韓征伐から帰国したときに鹿子水門に停泊し、国家鎮護のために大己貴命を祀ったのが神社の始まりとされています。
境内には雌雄一体の相生の松が生えています。尉と姥に姿を変えた伊弉尊と伊弉冉尊が現れ「ここに夫婦の道を示さん」と説いたことから霊松とされ、この松の前で結婚式をあげるようになりました。以来、縁結びと夫婦和合の象徴として信仰を集めています。
10月10日、11日が秋祭りで、境内には幟が立ち並び、出店の準備も整っています。各町の札がかかげられ、世話役らしい人たちが拝殿の前で相談をしていました。
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