立春
立春です。今日から春なんだと思いながら朝食をとりました。四季の始まりの日は俳句を詠んでいる身としてはミニ新年のような感覚です。そういう趣味がなかったころは二十四節気なんて興味も関心もありませんでした。

二十四節気は中国の戦国時代(紀元前4世紀)に太陰暦の季節とのずれを修正するために考案された方法で、太陽の黄道をもとに四季をそれぞれ6つの区分で分けたものです。

二十四節気は中国の中原の気候に基づいているため、日本ではこれに雑節(八十八夜、入梅、半夏生、二百十日)などを加えてより日本の季節にあった区分を取り入れました。暦は農業には欠かせない重要なもので、暦の発達は農業上の必要が促したのでしょう。
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