ツバメが盛んに行き来している姿を見かけるようになりました。日本で見られるツバメの仲間はツバメ、イワツバメ、コシアカツバメ、ショウドウツバメ、リュウキュウツバメの5種類です。今、まず身近に姿を見せるようになったのはツバメです。

全長17cm、翼開長32cm、体の色は光沢のある黒、腹は白く額と顎が赤いです。空中で素早く身を踊らせて方向転換する飛び方をします。飛んでいる昆虫をとらえるため、ああいう身のこなしが必要です。人家や商店などに泥でできた御碗型の巣を作ります。

春から夏にかけて二度子育てをすることもあります。巣材を集める以外ではめったに地面に下りず、電線などに止まってチュピッと鳴いています。囀りは「土食って虫食ってしぶーい」と聞きなされます。
IMG_7125