梅雨
六月も最終週です。梅雨入りが遅かったためまだ初夏の気分が残っていました。しかし、気が付けば周囲の緑はすっかり色濃くなっています。暦が無かった時代は時間に区切りをつけられなかったでしょう。

本来時間は川の流れのようなもので、常に移り変わり留まることを知りません。時間は幻想だ、という人すらいます。人間は暦という目印を発明することで、とりとめのないものに区切りをつけ、時間を把握できるようになりました。

ツバメは「八月だ、そろそろ渡りの準備をしなくては」なんて思わないでしょう。何に促されて渡りをの時季を知るのか、それはまだ謎です。
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