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小暑
今年の小暑は土曜日で、まだ町は静かです。明日の日曜日は新暦での七夕です。梅雨の最中であるため旧暦や月遅れで行うところも多いですが、保育園や幼稚園、商業イベントでは新暦が使われます。
俳句での七夕は旧暦、初秋の季語です。澄んだ初秋の夜空に横たわる天の川を見上げながら句を詠むのが本意だったはずです。しかし、いまどき天の川の見える地域が日本でどれほどあるでしょう。
何より梅雨の真っ只中の新暦では、雨になることが多く、織姫と彦星はほぼ毎年会えないままです。その方が話の切なさが増すのは確かかもしれませんが。
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