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小暑
二十四節気で小暑と対になるのは小寒です。小寒を「寒の入」とも言います。しかし、「暑の入」とは言いません。なぜなのか、この辺は言葉の面白さです。
ボールペンを使い切りました。こういうことは人生でそれほど何度もないことです。途中で出なくなってしまったり、どこかで失くしてしまったりということの方が多かった。ペンの寿命を全うさせたということですから、ペンは本望でしょう。
こう書きながら、「ペンの寿命」とか「ペンは本望」なんていう言葉を使うところが、山川草木悉皆成仏、すべてのものに魂が宿る、八百万の神、無意識にそう考えている日本人だなあと思います。
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