秋の朝
現代はモノが極限まで発達し革新的な製品は登場しにくくなっています。家電製品はその一例です。節約系動画に全自動洗濯乾燥機が出てきて、驚きました。冬の雪深い地方ならいざ知らず、乾燥機が常時必要な土地がどれだけあるでしょう。日に干せば無料で乾きます。

仕事が忙しいなどという話も出てきますが、洗濯物を干す時間すらない仕事ってどんな仕事? 本来必要ないものを必要と思わされているのです。冷蔵庫、洗濯機、掃除機が最初に登場したときは生活を飛躍的に向上させたと思います。しかし、もはや上限に達しています。

それでもメーカーは売らなければなりません。それゆえ微妙な差異化をはかりマーケティングを駆使して消費者心理を誘導します。毎年新製品が出て古いものを廃棄させようとします。その一方でエコとか。矛盾しています。
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