月代
名月の月の出を見逃したので、満月である十六夜の月の出を見ようと待っていました。昨夜の兵庫県の月の出は18:10、日の入が18:00です。山の存在を考慮すれば日没はこれよりやや早く、月の出はやや遅いことになります。

西の空に夕焼けが残る中、東の空を見ていると、稜線付近が白く変わってきました。これを月白といいます。空が紺色に変わる中そこだけまだ青空のようです。稜線付近に雲があり、それらも満月の光に照らされています。

双眼鏡でそのあたりを見てみると稜線の木々の間から月の光が漏れて来ています。やがて月の上端が木々の上に姿を見せました。肉眼で見るのとはまたひと味違う迫力がありました。
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