木の実
アベマキのどんぐりは2年かけて成熟します。丸々としたどんぐりが殻斗の中で育っています。1年で成熟するコナラのどんぐりなどに比べると、ふくよかで栄養がたっぷり詰まっていそうです。

アベマキは播磨灘周辺では普通に見られますが、かなり地域的な偏りが大きい木だと知りました。東日本ではあまり見られず、西日本でも紀伊半島には分布していないそうです。

比較的乾燥した温暖な地域がアベマキの好む土地らしく、播磨灘周辺はそれにぴったりなのです。樹皮が厚いコルク質を作るため見分けやすい木でもあります。
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