山茶花
東京の両国での小晦日の情景に戻ります。忠臣蔵で有名な吉良上野介の邸がここにありました。旧暦元禄15年12月14日(1730年1月30日)、大石内蔵助以下四十七士がここに討ち入りし、吉良上野介の首級をあげたあと、切腹した事件です。

すでに戦は遠い昔となった太平の世、いかに世間を騒がせたかは、現在にいたるまで「忠臣蔵」モノとして小説、映画、ドラマの主題に繰り返し取り上げられていることからもわかります。

吉良邸があった一画は、今は本所松坂町公園になっています。吉良上野介の座像が置かれ、すぐそばには松阪稲荷が祀られています。
IMG_0013