銀杏落葉
その一画に鼠小僧次郎吉の墓があります。彼は江戸時代後期(化政期)の盗賊で大名屋敷のみを狙い、人を傷つけることもなかったので、後世に義賊として伝説化しました。10年間に渡って盗みを繰り返し最後は市中引き回しの上獄門となります。

長年捕まらなかった幸運にあやかろうと墓石を削ってお守りにする習慣が生まれました。墓石の前に削り取り用の第二の墓石が立てられ、「こちらのお前立をお削りください」との立札が立っていたのには笑いました。
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