春場所
相撲を観戦していると贔屓力士の横断幕やネームタオルを掲げて応援している人の姿が目につきます。この春場所では初めて行司の横断幕を見ました。

行司は土俵では烏帽子・直垂という室町時代の装束をまとい、軍配を用いて審判をします。さらに本場所から巡業まで力士が相撲を取るための様々なサポートを行います。相撲には欠かせない存在ながらあくまで黒子です。

行司になるには19歳までに各相撲部屋に入門する必要があります。「木村桜之助」の横断幕を持って応援されていたのは親族の方でしょう。微笑ましく思えました。
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