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春寒
2025年はCIDPという疾患概念ができて50年にあたります。そしてその後、その中からMMN(多巣性運動ニューロパチー)とMAGNが異なる疾患として独立しました。
MMN(1980年代後半〜1992年): 抗GM1抗体が関連することが発見され、CIDPとは異なる免疫機序を持つことが示されました。さらに、CIDPとは異なりステロイドが無効で、IVIgが有効という治療反応の違いが明らかになりました。
MAGN(1990年代〜1999年): 抗MAG抗体が関与することが判明し、IgM型Mタンパク血症との関連も指摘されました。これにより、CIDPとは異なる病態であることが明確になりました。
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