額の花
アジサイはアジサイ科アジサイ属の落葉低木で、一般には手毬状に花のついたものを意味します。これは狭義にはホンアジサイといわれ、原種は日本に自生するガクアジサイで、ここからの品種改良によって生まれました。

花(萼)の色が変わりやすいことから「七変化」とも呼ばれます。色の変化にかかわるのはアントシアニンの一種によるもので、ここに補助色素とアルミニウムイオンが関係することによって色が変わります。

土壌の酸性度によって色が変化し、「酸性なら青、アルカリ性なら赤になる」と言われるのは、酸性ならばアルミニウムイオンが土壌に溶け出しやすく、根から吸収されてアントシアニンと結合して青色になりやすいからです。
IMG_0663